株主優待の中でも人気の高い「QUOカード」
今回は、優待で「QUOカード」を配る企業のリスクと、買っても良い「QUOカード」優待の銘柄を「1つ」ご紹介いたします。
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実は危険な「クオカード」
数ある優待の中でもトップクラスの人気を誇る「クオカード」
人気の理由は使い勝手の良さですね。
また、配当金だと税金がかかってしまいますが、金券であれば税金がかからないので、非課税で配当にプラスアルファとなります。
優待で必要ない商品をもらっても嬉しくないことも多いですが、クオカードであればどこでも使えるので嬉しいですね。
そういう僕もクオカード銘柄ばかり探していた時期がありました。
そんな中で気づいたことがあります。
それは、優待で「クオカード」を配ることをやめてしまう企業が多いです。
非常に優待改悪が多いです。
クオカード優待の人気の高さを逆手にとって、株主を集めるためだけに一時的に優待を新設し、ある程度株主が集まったところで優待をやめてしまう。
このパターンが本当に多いです。
はっきり言って詐欺です。
企業側も確信犯でやっています。
クオカード狙いで買ったのに、肝心の優待がなくなってしまってはなんの意味もありませんね。
クオカード狙いで買う場合、クオカードがもらえなくなってしまう可能性がある
という「リスク」があることは頭に入れておいてください。
特に「東証2部」で「クオカード優待を新設」これは1部に上がるために、株主を集めています。
このパターンは高確率で優待がなくなります。
注意しましょう。
主なクオカード優待銘柄
・明光ネットワークジャパン(4668)
3年未満「1,000円」
3年以上「3,000円」
・日本取引所グループ(8697)
1年未満「1,000円」
1年以上「2,000円」
2年以上「3,000円」
3年以上「4,000円」
・ラサ商事(3023)
1年未満「500円」
1年以上「1,000円」
・全国保証(7164)
1年未満「3,000円」
1年以上「5,000円」
やはり長期で保有すると優待がグレードアップする銘柄がおすすめです。
明光ネットワークジャパンはもともとクオカード「3000円」配っていたのですが、2年くらい前から「3年以上」の縛りができましたね。笑
オススメのクオカード銘柄「1つ」
とはいえ、「やっぱりクオカードが魅力的!」という方には以下の銘柄をオススメさせていただきます。
「ティーガイア(3738)」
株主優待のあり方を考えれば、シンプルな答えです。
そもそも「クオカード」は「SCSK株式会社」の子会社(株式会社クオカード)が発行しているプリペイドカードです。
「株式会社クオカード」は非上場となりますので株を買うことはできません。
しかし、この「ティーガイア」が2017年12月1日付で「クオカード」を買収しました。
株主優待は基本的に自社の製品であることが多いですよね。
こういう自社製品を優待に設定している会社はなかなか優待がなくなりにくい特徴がありあす。
「ティーガイア」にとって自社製品=クオカードとなるので、なくなりづらいと考えられます。
優待銘柄を買うときにあると嬉しい、長期保有制度もあります。
以下の10年チャートもなかなかいい形をしています。
「3月」と「9月」が「優待月」となります。
「100株」保有で、1年未満の方は年間「2,000円」もらえます。
さらに「1年以上保有」で「3,000円」にグレードアップします。
本業は携帯販売事業なので、今話題の「5G」関連銘柄でもあります。
▼詳しい優待内容はこちら(公式サイト)
株主優待制度 | 株式情報 | IR情報 | 株式会社ティーガイア(T-GAIA)
もうちょっと安くなったら買おうと思っています。
気になる方はウォッチリストに入れることをオススメします。
以上。