はい。
毎度おなじみリーガルの茶色い革靴です。
これを使って今回は「最強の汚れ落とし」と呼ばれているサフィールの「レノマットリムーバー」を使って汚れを落としてみました。
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サフィール レノマットリムーバーとは?
これです。
特徴としては、「ワックス」、「クリーム」、「カビ」、「シミ」、なんでも溶かして汚れを落とすという点です。
革靴の汚れ落としといえば、「モゥブレィのステインリムーバー」が一番メジャーです。
革靴磨きに何が必要なのかよくわからない人や、とにかく汚れを落とせれば良いという人はこの汚れ落としが使いやすいのでひとつは持っておくといいでしょう。
こちらは「水性」の汚れ落としとなります。
その為、使い勝手はいいですが落ちない汚れがあったりします。
レノマットリムーバーは「中性」の汚れ落としになります。
強力な汚れには強力な汚れ落としを、ということですね。
実際に使ってみた
▼作業前
▼塗った直後
もう塗った直後から革靴が全体的にくすんでいるのが分かります。
黒ずみ汚れもちょっとぼやけてるような感じです。
▼15分後
布で汚れを落としたら「15分」放置します。
全体的にちょっと茶色い部分が白っぽくなってきます。
(カメラの画質が悪くて写真では分かりづらいかもしれませんが。笑)
▼シュークリームを塗る
こちらも超定番の「モゥブレィのシュークリーム」です。
こいつを豚毛ブラシで塗り込むイメージでシャカシャカ磨いていきます。
仕上げにグローブで磨きます。
そして、完成。
▼比較(左:作業前 右:作業後)
「完全に」汚れが落ちるわけではありませんが、かなりマシになっていますね。
傷が深い汚れは残念ながらこのレノマットリムーバーでも完全には落ちないようです。
なんでも落ちる最強のリムーバーというのは少し誇張しすぎな気がしますね。笑
布を比較
左「サフィールのレノマットリムーバー」
右「モゥブレィのステインリムーバー」
とはいえ、やはり中性は強力ですね。
実際に汚れ落としに使った布を見比べてみるといかに汚れが落ちているかが分かります。
レノマットリムーバーの注意点
めちゃくちゃ臭いです。笑
必ず換気しましょう。
危ない液体が混ざっているのが分かります。
また、地味に蓋の開け方が分かりづらいです。
蓋を押し込みながら反時計回りに回転させてあけます。
この開け方がちょっと特殊です。
Amazonのレビューを見ていると、蓋の開け方がわからずに壊したというレビューもありましたので要注意です。
やはり革靴にダメージを与えている感じがするので通常の汚れ落としは水性にしましょう。
使い方としては昔履いていたどうしようもない汚い靴に対して、これを使って汚れを落とす、みたいな使い方が良さそうです。
普段から革靴を手入れされる方は、半年に1回革靴のクリームやワックスを完全に落とす時だけに使いましょう。
シュークリームやワックスも常時塗った状態だと革靴が傷んでしまいます。
半年に1回か、1年に1回はこういった強力な汚れ落としで完全に「すっぴん状態」にしてあげましょう。
以上。