履いていると知らない間に汚れている革靴。
今回は「革靴の汚れを落とす方法」を簡単ではありますが、説明していきたいと思います。
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作業前の革靴
赤く丸した部分みたいな擦れた汚れが結構できるんですよね。
黒い革靴に白い擦れなので、目立ちます。
というわけでさっそく汚れを落としていきましょう。
1.シューキーパーを入れる
▼シューキーパー
こんな感じです。
これだけで結構シワが伸びてきれいにみえます。
シューキーパーは無くても大丈夫ですが、もっておいて損はないです。
▼気になる方はこちら
2.馬毛ブラシで表面の汚れを落とす
さて、まずやることといえば馬毛ブラシで靴の表面を磨くことです。
革靴をよく見ると意外と小さなホコリやゴミがついています。
ブラシには「馬毛」、「豚毛」、「ヤギ毛」があり、それぞれ役割が違います。
馬毛=汚れ落とし
豚毛=クリームを塗る
ヤギ毛=仕上げのツヤ出し
このような役割があります。
用途に応じて購入しましょう。
3.汚れ落としを使う
馬毛ブラシで表面のホコリなどを落としたら、次は汚れ落としで汚れを落としていきます。
上の画像は「モゥブレイのステインリムーバー」という汚れ落としです。
これを柔らかい布につけて、革靴の表面を拭いてきます。
▼実際に磨いた後
ステインリムーバーで磨いただけでもある程度の汚れは落ちているのが分かると思います。
これでも落ちないような頑固な汚れは「レノマットリムーバー」を使いましょう。
▼気になる方はこちら
4.靴クリームを塗る
使うのは豚毛ブラシと靴クリームです。
豚毛ブラシですが、小さいブラシ(ペネトレィトブラシ)を持っていなければ、別に無くても大丈夫です。
ですが、画像の黒色の通常タイプのブラシは必要です。
また、靴クリームにも「サフィール」、「コロンブス」、「モゥブレイ」など、いろんなメーカーの物がありますが、まずはド定番の「モゥブレイ」で問題ないです。
[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY シュークリームジャー 20241 (ブラック)
どちらのタイプのブラシでも良いので、靴クリームを豚毛ブラシにつけて革靴を磨いていきます。
ブラシは大きく動かした方が、クリームの温度が上がり、革靴への馴染みがよくなります。
派手にゴシゴシやりましょう。笑
革靴につける靴クリームの量は少なめで大丈夫です。
つけすぎるとべたべたします。
▼実際に磨いた後
ブラシでひたすら磨いた結果、このようになります。
汚れは完全に落ちてきれいになっています!
5.グローブで仕上げ磨き
すでに汚れは落ちてきれいになっていますが、ダメ押しでさらに仕上げをしましょう。
グローブがない場合はストッキングのような目の細かい柔らかい布でも代用可能です。
まぁ、正直道具が無い場合はこの工程は実施せず、「手順4で完了」でも大丈夫ですが。笑
▼比較
左側の靴だけグローブで磨きました。
右側の靴と比べるとツヤが出て、表面がピカピカしているのが分かると思います。
もう片方も磨いていきます。
そして、完成!
作業前と作業後比較
▼作業前
▼作業後
きれいになっていますね。
この汚れ落としのやり方は本当に基本工程になるので覚えておいて損はないと思います。
ポイントは汚れ落としを使うという点ですね。
当然革靴は洗えないので代用せずちゃんと専用のアイテムを使いましょう。
まとめ
手順をおさらいすると
1.シューキーパーを入れる
2.馬毛ブラシで表面のホコリをとる
3.汚れ落としをつけて柔らかい布で革靴の汚れを落とす
4.豚毛ブラシで革靴に靴クリームを塗る
5.グローブやストッキングで仕上げのツヤ出し
こういう順序になります。
革靴の汚れが気になる方は、ステインリムーバーか、レノマットリムーバーで汚れを落としてみてください。
[エム・モゥブレィ] 汚れ落とし M.モゥブレィ ステインリムーバー 60ml
[サフィール] SAPHIR レノマットリムーバー 100ml 9550514003 (マルチカラー)[HTRC3]
以上。