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Mr.Children「重力と呼吸」感想とガチ分析

 

 

 

Mr.Childrenの新アルバム「重力と呼吸」の感想と、僕なりの分析を書いていきたいと思います。

 

このアルバムはちょっと分かりづらい内容となっているので、ミスチルファン歴11年の僕が考察し、分析していきます。

 

Mr.Children - 重力と呼吸

 

 

 

 

Mr.Children「重力と呼吸」の感想

 

方向性が変わった1枚目。

 

今後のMr.Childrenが楽しみになる。そんな1枚のアルバムとなりました。

 

Mr.Childrenの目指す方向が完全に変わりましたね。

 

今までは華やかで歌詞もこだわって、万人向けの内容でした。

 

桜井さんは昔から「お客さん(ファン)の日常に寄り添えるような曲」を目指して作っています。

 

しかし今回は自分たちのために作られたと感じれる内容です。

 

自分たちのバンドとしての音を鳴らしたいという欲求が強く、そっちに振り切ったのではないでしょうか。

 

 

ここからは、このアルバムを語る上で必ず必要な「3曲」について書いていきます。

 

1曲目「your song」に込められた想い

単純なラブソングに思えるこの曲。

 

長年のMr.Childrenファンが聞くと、Mr.Childrenからファンへのメッセージだと感じます。

 

このアルバムが出たときに全曲詞集も同時に発売され、一般用「2,000円」の他にファンクラブ限定版「8,000円」があり、背表紙に名前を入れることができます。

 

このあたりからも、ファンに向けた曲であるということが読み取れます。

 

3年4ヶ月待たせたファンに送る1曲目にふさわしい曲です。

 

 

9曲目「himawari」に込められた想い

2017年の25周年ツアーで初披露の新曲。

 

今までのMr.Childrenとは全く違う音となっています。

 

初めてLIVE会場で聞いたとき衝撃を受けました。

 

このバンドサウンドの重さ(ヘビーさ)は「重力と呼吸」の重力にかかっています。

 

himawariのシングルの初回ドキュメンタリーでも「今のままだと演奏がオーガニックすぎるからもっとラウド(激しく)にして」と何回も言っています。笑

 

 

10曲目「皮膚呼吸」に込められた想い

「重力と呼吸」の歌詞は1曲目から9曲目までは「他人のこと」について書いています。

 

しかし、この10曲目の「皮膚呼吸」だけが「自分へ向けた曲」となります。

 

今まで歌詞に重きをおいていたのが、今回のアルバムでは歌詞にそこまでこだわっていません。

 

そんな1~9曲目の中で、10曲目だけがあきらかに違う歌詞である、決意表明のような印象を受けます。

 

 

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Mr.Childrenの方向性の変化について

Mr.Childrenの桜井さんはかなりの負けず嫌いです。

 

バンドを始めた当初は、売れたくて仕方がなく、とにかく曲を書きまくったそうです。

 

そしてMr.Childrenというバンドが売れてきて、世間に認知されてからしばらくし、桜井さんが病む時期があります。(1996年ごろ)

 

それから「人に寄り添うような曲を作る」と桜井さんがインタビューで言っています。

 

その決意表明となるのが2001年の「優しい歌」ですね。

 

2001年以降、Mr.Childrenは人の日常に寄り添えるような曲を作り続けてきました。

 

その集大成となるのが2017の25周年ツアーです。

 

昔からのMr.Childrenファンや、最近Mr.Childrenにハマった人まで全員が楽しめるような、贅沢全部盛りです。笑

 

これ以上ないぐらい完璧なセトリです。

 

桜井さんはこのツアーで「区切りがついた」と言っています。

 

おそらくここでいったん桜井さんの中でやりたかったことをやりきれたのでしょう。

 

そして発売されたのが今回の「重力と呼吸」という新しい方向性のアルバムです。

 

今までMr.Childrenを聞いてきた人からすれば、「え?」となったと思います。

 

僕からすれば、このアルバムは新しいMr.Childrenで、いろいろ考えると納得です。

 

特に2014年に独立し、小林 武史が抜けてMr.Childrenは終わったと言われたくないがために全身全霊で作ったアルバムが「REFLECTION」です。

 

以降、桜井さんがやりたかったことをやっていっている気がします。

 

ONEOKROCKやRadwimpsと対バンしているあたりからも分かります。

 

himawariは明らかにONEOKROCKに感化されて作った曲です。

 

次のアルバムでこの方向で進むのか、また違うMr.Childrenが見れるのか、楽しみですね。

 

以上。